SNSやショート動画で話題の「コットン洗顔」。
最近では「毛穴汚れが落ちる」「肌がつるつるになる」と注目を集めています。
実際にやってみると、手で洗うよりも摩擦が少なく、肌への刺激をおさえながら汚れを落とせるのがポイント。
敏感肌の方にも取り入れやすく、「ゴシゴシ洗いが苦手な人」にも人気です。
この記事では、そんなコットン洗顔の正しいやり方・メリット・注意点を、初心者にも分かりやすく解説します。
「手洗いよりもやさしく汚れを落としたい」「最近ざらつきや毛穴が気になる」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
コットン洗顔とは?
コットン洗顔とは、コットンに水を含ませて軽く絞り、洗顔料の泡をのせてやさしく肌をなでるように洗う方法のこと。
手で直接こするよりも摩擦を抑えながら、肌表面の汚れや古い角質を落としやすいのが特徴です。
使うのは、ふわっと柔らかいコットンと、普段の洗顔料でOK。
泡をしっかり立ててからコットンにのせ、顔全体をやさしくくるくると円を描くように動かします。
ゴシゴシこすらず、泡のクッションで汚れを“浮かせるイメージ”で洗うのがポイントです。
コットン洗顔が流行したきっかけ
コットン洗顔が注目され始めたのは、SNS、特にTikTokなどのショート動画で美容系インフルエンサーが紹介したことがきっかけでした。
「肌への摩擦を減らしながら、やさしく汚れをオフできる」という新しい洗顔法として話題に。
中でも、美容系クリエイターの@ハウスダストさんが1か月間の実践動画を投稿したことで、多くの人の共感を集め、瞬く間にトレンド化しました。
手軽に試せて肌にもやさしいという点が若い世代を中心に広がり、今ではSNSで日常的に取り入れている人も増えています。
流行の背景には、「強くこすらずに洗いたい」「肌をやさしく整えたい」というニーズの高まりがあります。
肌への負担をできるだけ抑えながら清潔に保つ、新しい“摩擦レス美容”の一環として定着しつつあります。
普通の洗顔との違い
手で洗うとどうしても力が入りやすく、肌への摩擦や刺激が起こりがち。
一方、コットンを使うと泡と繊維のやわらかい感触で、やさしく汚れを取り除けます。
特に「手洗いだとつい力が入る」「敏感肌だから刺激を減らしたい」という方に人気の方法です。
どんな肌タイプに向いている?
- 肌のごわつきやざらつきが気になる方
- 乾燥や赤みが出やすく、摩擦を避けたい方
- 毛穴汚れをやさしくケアしたい方
ただし、肌の状態やコットンの種類によっては刺激を感じる場合もあります。
最初は週に2〜3回ほど、肌の様子を見ながら取り入れるのがおすすめです。
コットン洗顔の正しいやり方【手順つき】
コットン洗顔は、やり方を間違えると逆に摩擦の原因になることもあります。
ここからは、肌への刺激をできるだけ減らしながら行う“正しい手順”を紹介します^^
① コットンを水でぬらして軽くしぼる
まず、清潔なコットンを用意し、水またはぬるま湯でしっかり湿らせましょう。
びしょびしょにならない程度に軽くしぼり、肌にやさしく当たる状態に整えます。
乾いたまま使うと摩擦が起きやすくなるので、必ず湿らせておくのがポイントです。
② 洗顔料をしっかり泡立てる
手のひら、または泡立てネットでたっぷりの泡を作ります。
コットンに直接洗顔料をのせるのではなく、“泡”をコットンにのせるのが基本です。
泡のクッションで、肌への摩擦を最小限に抑えることができます。
③ やさしくなでるように洗う
コットンを肌に当てたら、こすらずに「泡を肌の上で転がすように」動かします。
力を入れず、Tゾーン・小鼻など汚れが気になる部分も指で押さえずにコットンの面を滑らせる程度でOK。
目元や口元など乾燥しやすい部分は避けても構いません。
④ ぬるま湯でしっかりすすぐ
洗い終わったら、ぬるま湯で泡を丁寧にすすぎ流します。
すすぎ残しがあると肌トラブルの原因になることもあるため、髪の生え際やあごの下までしっかりチェックしましょう。
⑤ 清潔なタオルでやさしく水分を取る
仕上げはタオルを押し当てるようにして、水分をやさしく吸い取ります。
こすらず、押さえるだけで十分です。
その後はすぐに化粧水や乳液などで保湿をして、乾燥を防ぎましょう。
コットン洗顔のポイント
- コットンは毎回新しいものを使う
- 泡立てはしっかり!「泡で洗う」意識を持つ
- 週2〜3回のペースから始めて、肌の状態を見ながら調整
- 洗顔後はしっかり保湿を!
- コットン洗顔は摩擦が少ない分、汚れ落ちが良いと感じる反面、肌の水分が逃げやすく「乾燥しやすい」と感じる人もいます。洗顔後は化粧水・乳液・クリームなどで水分と油分をしっかり補い、肌のうるおいを保つケアを意識しましょう。
このやり方なら、手洗いよりもやさしい感覚で洗えるうえ、肌の負担を減らしながら清潔を保てます。
「ゴシゴシ洗いをやめたい」「やさしく汚れを落としたい」という方にぴったりです。
コットン洗顔のメリット・デメリット
メリット
- 摩擦を減らせる
- コットンを使うことで、手で直接こすらずに洗えるため、肌への負担を軽減できます。
「できるだけやさしく洗いたい」という方に向いた方法です。
- コットンを使うことで、手で直接こすらずに洗えるため、肌への負担を軽減できます。
- 汚れやざらつきを拭き取れる感覚がある
- コットンの繊維が、肌表面の汚れをキャッチしやすく、すっきりとした洗い上がりを感じる人もいます。
- 洗いすぎを防げる
- 泡とコットンを組み合わせることで、必要以上にこすらずにすむため、肌のうるおいを保ちながら洗えるという点が人気の理由のひとつです。
- スキンケア前のひと手間として使える
- スキンケア前に取り入れると、肌を清潔な状態に整えやすく、その後の保湿ケアのなじみをサポートするという声もあります。
デメリット
- こすりすぎると逆効果になる
- 摩擦を減らす目的なのに、力を入れてこすると逆に刺激になります。“やさしく撫でる”くらいの力加減を意識するのがポイントです。
- 毎回コットンが必要
- 使い捨てなのでコストは少しかかります。衛生面を考えると使い回しは避け、毎回清潔なものを使いましょう。
- 乾燥しやすいという声もある
- 汚れがしっかり落ちる分、肌の水分も奪われやすいという声があります。洗顔後は化粧水・乳液などでしっかり保湿ケアを行うのが大切です。
- 合わない人もいる
- 肌が敏感な方は、コットンの繊維が刺激になることも。使ってみてヒリつきや赤みを感じた場合は、すぐに中止して他の方法に切り替えましょう。
このように、コットン洗顔は「やさしく洗いたい人」に向いている一方で、肌状態や使い方によっては刺激や乾燥を感じる場合もあります。
自分の肌の様子を見ながら、週2〜3回のペースで試してみるのが安心です。
コットン洗顔を続けてみた私のリアルな感想
私はコットン洗顔を知ってから、しばらく続けています。
手で洗うときよりも肌の汚れがすっきり落ちたように感じて、今ではすっかりお気に入りの習慣です。
年齢を重ねるにつれて気になっていた毛穴まわりも、以前より肌がなめらかに整ってきたような気がします。
私にはこのやり方が合っているようなので、これからも続けていきたいと思っています。
ちなみに、しっかりメイクの日はクレンジングオイルを使ったコットン洗顔を取り入れています。
私は「ONE BY KOSE ポアクリア オイル」を愛用中で、メイクを落とした後の肌がすっきりします。
また、酵素洗顔の「suisai(スイサイ)ビューティクリア ピーリングパウダーウォッシュ」も気に入っていて、泡立ててからコットン洗顔に使うと、肌のざらつきがやわらぐように感じます。
※あくまで個人の感想であり、効果を保証するものではありません。肌に合わない場合は使用を中止し、様子を見ながら取り入れてみてください。
まとめ|自分の肌に合うペースで無理なく続けよう
コットン洗顔は、手洗いよりも摩擦を減らしやすく、やさしく洗いたい人に向いている方法です。
SNSをきっかけに広まりましたが、肌質や使い方によって感じ方には個人差があります。
毎日続けるよりも、週に2〜3回など肌の調子を見ながら取り入れるのがおすすめです。
また、洗顔後は肌が乾燥しやすいため、保湿ケアを丁寧に行うことが大切です。
自分の肌に合うペース・方法を見つけて、やさしいスキンケア習慣を楽しんでみてください。